カラバオカップ3回戦が行われ、アーセナル（プレミアリーグ）はリーグ1ポート・ヴェイルを2-0で撃破した。
今季よりクリスタル・パレスから加入したMFエベレチ・エゼは、この試合で決勝点を記録。アーセナル移籍後初得点を挙げた同選手について、ミケル・アルテタ監督は「スペースを見つけるのは簡単ではなかったが、ゴールを決める能力が非常に高く、3つか4つのアクションで完全に突破し、相手をパスする能力も持っていた」と称賛した。
「彼はタイミング、特に自分がやるべきことを理解するために、もう少し他の選手たちとプレーする時間を増やす必要がある。そういった行動がより一貫性を持ち、チームにとってより良いものになるだろう。全体的には非常に良いが、まだ多くのことを成し遂げられると思う」
この試合では左サイドでプレーしたエゼだが、逆サイドや中央でもプレー可能。指揮官はユーティリティ性に富んだエゼにさらなる期待を寄せている。
「最終的に我々が求めているのは、彼が魔法のような瞬間を生み出せるようなポジション、スペースに彼を配置することだ。その一部はサイドからのプレーになるだろうし、相手に対して左右からのプレーも含まれるだろう」
アーセナルは次節、ニューカッスル・ユナイテッド（プレミアリーグ）と対戦する。
アルテタ監督は「我々がやるべきことは、これまで一緒にプレーしたことのない選手たちと、これまで一緒にプレーしたのとは全く異なる中盤、そして同様に異なる前線で、我々が望むパフォーマンスを生み出すことだ」とエゼを含む新加入選手たちと、既存戦力の融合を呼びかけた。