リヴァプール(プレミアリーグ)のアルネ・スロット監督が、英国史上最高額の移籍金1億2500万ポンドで加入したFWアレクサンデル・イサクを称賛した。17日、『ESPN』が伝えた。
リヴァプールは17日に、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第1節でアトレティコ・マドリーと対戦。2点リードを追いつかれる苦しい展開だったが、後半アディショナルタイムにDFフィルジル・ファン・ダイクが決勝点を決めて、勝利した。
この試合で先発出場し、デビュー戦となったイサクは57分間プレー。センターフォワードの位置で出場すると、MFフロリアン・ヴィルツらとコンビネーションを披露し、チームへの適応を証明した。
スロット監督は、早速才能の片りんを見せたイサクについて「彼はかなり調子が良かったように見えた。(プレーしてから)10分後にはもうひどく疲れているという感じはなく、あと1、2週間のチーム練習をこなせば、このレベルで十分にプレーできるはずだ」と期待を寄せた。
「彼はサッカーができて、見ていて楽しい。私にとっては驚きではない。予想以上にコンディションは良かったが、ファンは期待しすぎてはいけないと思う。週に3回試合をしているが、彼にとっては少し負担が大きすぎるんだ」
なお、この試合では今夏に加入すたFWウーゴ・エキティケも出場。ストライカー同士の競争については「我々には素晴らしい9番が2人いる。キャリアを通して2人とも活用していくつもりだ」とコメントした。
なお、指揮官は「信じられないほどのメンタリティを持つアトレティコのようなチームに勝ちたいなら、彼らの武器であるメンタリティでも勝たなければならない。そしてその武器とはメンタリティだ。そして、メンタリティで彼らに勝てるということを、我々は今日も再び証明した」とチームへの称賛も惜しまなかった。


