Aリーグ・メン(オーストラリア1部)のメルボルン・ビクトリーは16日、元スペイン代表MFフアン・マタの加入を発表した。
レアル・マドリーの下部組織出身のマタは、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドで活躍。スペイン代表としては2010年のFIFAワールドカップ制覇を成し遂げ、2012年にはUEFA欧州選手権(ユーロ決勝)で得点を記録し、優勝に貢献した。
2023年にはガラタサライからJ1ヴィッセル神戸に加入したが、半年間の在籍でわずか10分間の出場に終わり、2023年シーズン終了後に退団。昨年はウェスタン・シドニーへ移籍し、公式戦23試合に出場した。
アーサー・ダイルズ監督は「フアンのような経験と人格を持つ選手をチームに加えることができ、とても幸運だ。彼をロッカールームに迎え入れられることを大変うれしく思う。彼のリーダーシップとゲームへの知識がチーム全体のレベルアップにつながることは間違いない」と期待を口にした。
「フアンの今シーズンのプレーに対する野心と、彼の長年にわたる成功の歴史は、今シーズンのトロフィー獲得のチャンスのために私たちが望むプレースタイルと完全に一致している」
背番号64を背負う37歳のマタはクラブ公式サイトで「メルボルンはリーグで最も尊敬されているクラブの一つである、その一員となり素晴らしいメンバーとファンの前でプレーできることに興奮している。 私はこのチームがトロフィーを獲得するのを助け、この国のサッカーを強化するための長期計画の一環としてクラブと協力することに意欲とモチベーションを感じている」と意気込んだ。


