Christian Pulisic (C)Getty Images

日本代表戦でアシストのプリシッチ、アメリカ代表指揮官との関係悪化について「ドラマチックなことはない」と否定

アメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチが、同国のマウリシオ・ポチェッティーノ監督との関係について語った。10日、『ESPN』が伝えた。

10日に行われた日本代表との試合でアシストを記録し、2-0の勝利に貢献したプリシッチ。セリエAのミランで活躍する同選手は、今夏に行われたCONCACAFゴールドカップを休養のために辞退し、アメリカ代表OBたちから批判されていた。

ポチェッティーノ監督との関係性について報道陣から質問を受けたプリシッチは「良い話し合いができている」と強調した。

「正直に言うと、皆さんが感じていることやメディアが見ていることは、私たちの経験とは少し違うかもしれない。状況は良好だ。話し合いもしたそ、キャンプも通常通りのものだった。私たちの関係も含め、チームはすべて順調だ」

2016年にアメリカ代表デビューを果たし、国際試合80試合で32ゴールを記録。来夏のFIFAワールドカップに向けて期待がかかる。

「このチームが大好きだ。僕にとってこのチームはすべてだ。ここにはもうかなり長い間いる。新しい選手たちと会ったり、昔の選手たちと絆を深めたりしている。私個人としては、何も無駄になったとは思っていない」

一方のポチェッティーノ監督は「夏に起こったことはすべて終わったと思う。今は前を向く必要があると思う」と語っており、今回改めて「我々は皆、状況の読み方が違ったために、ある時期に間違いを犯した。最も重要なのは、我々が賢明な人間であるならば、前に進み、正しいことをしたいなら、賢明でありたいと願うことだ。私は賢明でありたい」と選手たちとの関係性について触れた。

「皆さんが思っているほどドラマチックなことはないかもしれないよ」と、世間の憶測を否定したプリシッチ。「代表チームでの生活は、毎日一緒に過ごせないから、当然ながら大変だ。だからこそ、合宿を通してお互いを知り、お互いのことを学び、チームのことを知り、前進して勝利を目指すために、どうすればお互いを最大限サポートできるかを考え始め。だから、良いチームだと思うよ」と、今回の活動を通してアメリカ代表はより団結したようだ。

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