アントニーがレアル・ベティス移籍の想いを明かした。3日、『ESPN』が伝えた。
今夏にマンチェスター・ユナイテッドから、昨季レンタル移籍で加入したベティスに復帰したアントニー。26試合に出場し9得点を挙げたブラジル代表FWは、2030年6月まで契約にサインした。
アントニーは今夏の移籍劇について「5つ以上のクラブから声がかかった。でも、いつも言っているように、私の第一候補はベティスだった」と想いを語った。
5つのクラブの中にはドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンもあったという。同クラブは2倍の給与を提示していたというが、アントニーの心は動かなかった。
「契約が成立する前日に、私はバイエルンの人々と話をした。しかし、バイエルンと話したとき、ベティスとの契約は95パーセント完了しており、約束を守ると伝えた。敬意と愛の気持ちから、そしてここでとても幸せだと自覚しているからこそ、そうしたんだ」
「彼らが私に700万ユーロ(約8億1500万円)の給与を提示していたかどうかは分からない。世界トップクラスのクラブであるバイエルンには敬意を払うが、自分の決断に満足している。将来何が起こるかは分からないが、自分の決断には非常に満足している」




