ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督が、FWクリスティアーノ・ロナウドを称賛した。8日、『ESPN』が伝えた
マルティネス監督はロナウドについて「彼は毎日を初めてプレーする若い選手のように生きている」と評価。「彼の献身的な姿勢、毎日のフレッシュな気持ち。彼は勝者だ。最高になることに貪欲だ」と続けた。
40歳とは思えないパフォーマンスで同国代表をけん引する背番号7。6日に行われたFIFAワールドカップ2026欧州予選のアルメニア戦では2得点の活躍で、チームの勝利に貢献した。
指揮官はロナウドの存在がチーム全体に好影響を与えていると語った。
「彼が何を伝えているのかについては既にたくさん話してきたが、それは未来の話ではなく、日常生活の側面なんだ。(ポルトガル代表の)ユニフォームを着ることは、ロッカールームでキャプテン(ロナウド)のメッセージを知ることであり、それが大きな助けになる」
同国代表にユーロやUEFAネーションズリーグのタイトルをもたらしてきたロナウドだが、いまだにW杯のトロフィーは勝ち取れていない。
来年の大会で初の栄冠に輝くことが期待される中、マルティネス監督は「ワールドカップ? 彼は最善を尽くしているだけで、長期的な目標は持っていない。彼は毎日ベストを尽くしたいだけだ。日々の努力に集中しているんだよ」と背番号7の気持ちを代弁した。
なお、アルメニア戦の2得点でW杯予選における通算得点を38に伸ばしたロナウド。現在の最多得点記録保持者である元グアテマラ代表のカルロス・ルイス氏が持つ39得点まで残り1得点に迫っており、9日のハンガリー代表戦では記録更新にも注目が集まる。
