ナポリ(セリエA)デビュー戦でゴールを決めたMFケヴィン・デ・ブライネが喜びを語った。25日、『HLN』が伝えた。
今夏にマンチェスター・シティを退団し、セリエA王者のナポリへと加入したデ・ブライネ。開幕節のサッスオーロ戦で早速デビューすると、後半57分に左サイドから直接フリーキックを沈め、2-0の勝利に貢献し、この試合のMVPに選出された。
「もちろん、ああいう形でゴールに入られてうれしいよ。危険なゾーンに蹴ったのに、誰も触らなかったんだ」と口にした背番号11はイングランドとの違いも指摘。「ここのチームワークはまったく違う。とてもコンパクトだ。私が彼らに適応しなければならないのであって、その逆ではない。チームは私がうまく適応できるよう助けてくれた。私は自分の経験を活かして彼らを助けようと努力している。彼らはイタリアのサッカーのやり方を教えてくれている」とさらなる成長を誓った。
「今日は個人としてもチームとしても、もっと良い結果を出せたはずだ。昨年の偉業(リーグ優勝)を再現するために、努力を続けなければならない」
なお、イタリア人記者たちから同国の言語をどのくらい習得したか聞かれると、「まだあまり上手に話せないが、理解はできる。数カ月後には、言葉と状況に完全に適応できるようになることを願っているよ」と笑みをこぼした。
同試合で先制弾を記録し、昨季のセリエA最優秀選手に輝いたMFスコット・マクトミネイはデ・ブライネを称賛。
「ケヴィンに何かアドバイスをしたか? 彼には必要ない。彼が私にアドバイスをくれるべきだ。彼は素晴らしいチャンピオンだ。チームにこのようなチャンピオンがいると、いつも助けになる。選手としても人間としても素晴らしい。彼と彼の才能をチームに迎えることができてうれしい。彼は準備万端だ。まるで5年間ここにいたかのように感じられる」とかつてのライバルと肩を組んだ。
次節はカリアリと対戦する。


