ベルリンを拠点にするイギリス人ジャーナリスト、エド・マッケンブリッジ氏。日本人選手を高く評価するジャーナリストの一人だ。ロンドンでは『FourFourTwo』でイギリスと世界のサッカーを取材し、ドイツではDFL(ドイツサッカー連盟)の記者としてブンデスリーガも担当している。
「応援するフラムが2002年から2シーズン、元日本代表の稲本潤一をローン移籍で獲得したんです。当時日本人選手は珍しかったので、すぐに虜になりました。イギリスの子どもにも発音しやすい名前で、とても優れた選手でした」と振り返るように、同氏が初めて日本人選手を意識したのは10歳のころ。以後、20年以上注目してきたという。欧州新シーズンのスタートに際し、あらためて同氏に話を聞いた。
取材・文=浅野凜太郎
