横浜F・マリノスは20日、MFオナイウ情滋が完全移籍で加入することを発表した。
現在24歳で実兄にオナイウ阿道を持つオナイウ情滋は、2022年にベガルタ仙台の特別指定選手となると、翌年に正式入団。2024シーズンから不動の主力となり、今季ここまで明治安田J2リーグで17試合に出場して2得点を挙げてきた。
横浜FMで背番号18のユニフォームを着用するオナイウ情滋は「歴史あるこのクラブの一員になることができて本当にうれしいです。少しでも早くトリコロールのユニフォームを着てピッチに立ち、皆さんと共に戦えるように全力で頑張ります。よろしくお願いします!!」と抱負を語った。
また、仙台を通じては「このタイミングでチームを離れることを、本当に申し訳なく思います。ここで何かを成し遂げるまではという思いもありましたが、自分の年齢やこれからのキャリアを考えたときに、横浜F・マリノスでチャレンジしたいという思いが強く、移籍する決断をいたしました」と語り、感謝を綴った。
「自分は宮城県が大好きです。ベガルタ仙台というクラブが大好きです。いつだって最高の後押しをしてくれるベガルタファミリーのみなさんが大好きです。仙台に来て、いろいろなことを経験できました。楽しいことやうれしいことをみなさんと共有できて本当に幸せでした。苦しい思いも、悔しい思いも、俺らはいつでもここに立っていると言ってくれるみなさんのおかげで、喜びの瞬間へと変えることができました」
「そして、多くの時間を共に過ごして、一緒に戦ったチームメイトのみんな。ゴリさんをはじめとしたチームスタッフのみなさん。多大なる支援をしていただいたパートナー企業のみなさま。本当にお世話になりました。この決断を自分の力で正解にできるように、全力を注いでチャレンジしてきます。いつも1歩踏みだす力を与えてくれた黄金のベガルタファミリーのみなさま、2年半本当にありがとうございました!」
横浜FMは今季のJ1リーグここまで、勝ち点24で18位に位置。オナイウ情滋には残留に貢献する活躍が期待される。

