横浜F・マリノスは20日、ジュビロ磐田からジョルディ・クルークスが完全移籍で加入することを発表した。
現在31歳のクルークスはこれまで、母国ベルギーのヘンクやオランダのMVVマーストリヒト、ローダJCなどでプレー。2021年のアビスパ福岡加入で来日すると、2023-24シーズンにセレッソ大阪で活躍し、昨季に磐田入りしていた。今季はここまで、明治安田J2リーグの26試合に出場し、3得点を記録していた。
横浜FMで背番号37のユニフォームを着用するクルークスは「このたび、横浜F・マリノスの一員として新たなチャプターをスタートできることを大変うれしく思います。伝統と誇りを持つこの特別なクラブに加われることを光栄に感じており、ピッチ内外で全力を尽くします。ファン・サポーターの皆さまと共にすばらしい瞬間を築けることを楽しみにしております」と抱負を語った。
また、磐田を通じては「去年の夏に磐田に来てから、短い時間だったけど、ここで過ごした日々は一生忘れません。クラブ、仲間、そして皆さんはまるで家族のように感じられ、本当に温かい居場所になりました」と感謝を伝えた。
「正直に言うと、今回の移籍は簡単な決断ではなく、タイミングもとても難しかったです。それでも、このエンブレムを胸に戦えたことは誇りであり、心から感謝しています。ジュビロが再びJ1に戻る日を信じています。これからもずっと応援しています」
横浜FMは今季のJ1リーグここまで、勝ち点24で18位に位置。同日には、ベガルタ仙台のMFオナイウ情滋の完全移籍加入も発表していた。

