フランクフルトの堂安律が公式戦デビュー戦で2ゴールを挙げる活躍を見せた。
フランクフルトは17日に行われたDFBポカール1回戦でドイツ5部相当のエンガースと対戦。今夏にフライブルクから加入した堂安は右ウイングとして先発し、公式戦デビューを飾った。
試合は序盤から、地力に勝るフランクフルトが支配。右サイドの堂安は中央にも顔を出しつつボールタッチを増やし、アクセントを付けていく。
そのフランクフルトは44分にバホーヤが均衡を崩す先制点を挙げると、直後に堂安が魅せる。ゴールエリア右へ走りこんだ堂安がボックス左手前からウズンが入れたクロスをトラップ。完璧にボールを収めると、左足での冷静なフィニッシュで公式戦デビュー弾をマークした。
さらに堂安は迎えた後半、ボックス右で中央のラーションからパスを受けると、DFのマークをフェイントではずしてファーのゴール左にコントロールシュートを流し込み、チーム3点目をマーク。デビュー戦で2ゴールを挙げてみせた。
その後も、80分までプレーした堂安を中心にチャンスを演出したフランクフルトは89分にワイ、アディショナルタイムにアーロンソンがそれぞれ加点し、5-0で大勝。今季初戦を制し、DFBポカール2回戦に進出した。



