ベルギー1部のヘンクは9日、スタッド・ランスから日本代表FW伊東純也を獲得したことを発表した。契約期間は3年となっている。また、背番号は「10」に決定した。
現在32歳の伊東は、2015年にヴァンフォーレ甲府でデビュー。2016年に柏レイソルに移籍後、2019年1月から3シーズン半にわたってヘンクで主力を担った。その後、2022年夏に加入したスタッド・ランスでもレギュラーとして公式戦106試合に出場し、13得点を記録。しかし、昨季にチームが2部に降格したため、今夏の移籍が噂されていた。
そして、移籍先は古巣のヘンクに決定。地元メディアによれば、ヘンクはS・ランスに移籍金280万ユーロ(約4億8000万円)程度を支払うことで合意に至った模様だ。
3年ぶりにヘンクに帰還した伊東は「まるでホームに帰ってきたような気持ちです。以前にいた時はキャリア最高の成功を収めることができましたし、再びトロフィーを目指してプレーする準備は万端です。フランスにいた時もヘンクを応援してきました。クラブからの興味を聞いて、即決しました。ずっとこのクラブを愛してきましたし、サポーターのみんなにまたすぐに会えることを楽しみにしています。このユニフォームのために全力を尽くします」と抱負を語った。
ヘンクは昨季のベルギーリーグのレギュラーシーズンを首位で終え、決勝ラウンドへ。同ラウンドでは3位に後退し、ユニオン・サン=ジロワーズに優勝を許した。元ヴィッセル神戸指揮官のトルステン・フィンク監督体制2年目の今季は、開幕2試合で1分け1敗のスタートを切っている。





