WEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザは7日、MF岩﨑心南がオランダのフェイエノールトへ完全移籍すると発表した。
2002年生まれの岩﨑は、日テレ・メニーナ、日テレ・東京ヴェルディメニーナを経て、2021-22シーズンにベレーザでWEリーグデビューを果たした。昨季はリーグ戦13試合に出場し、初優勝に貢献した。
岩﨑はクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。
「新シーズンが始まったタイミングで申し訳ありません。フェイエノールトに移籍することが決まりました。まずは昨シーズン、熱い応援ありがとうございました。WEリーグが始まって以来、毎年リーグタイトルを逃していましたが昨シーズンは優勝という形で終わることができ、皆さんと喜び合えたこと、優勝チームの一員として戦えたことを嬉しく思います。そして、メニーナからベレーザまで約10年間ありがとうございました」
「このクラブでは、サッカーの技術・戦術はもちろんサッカーへの向き合い方や考え方を学び、人としても成長させてもらいました。全てのレベルが高く、良い時・悪い時、いろんな経験をさせていただき、刺激を受ける毎日で学ぶ事が多く、本当に楽しかったです。また、多くのスタッフ・仲間に出会うことができました。メニーナ・ベレーザという場所は自分の中で本当に特別で、このクラブに入れていなければ今の自分は絶対にありません」
「しかし、昨シーズンを戦っていく中でいろいろな感情と共に考える時間が増えました。自分にベクトルを向け、向き合っていく中で、気持ちが大きく変化していきました。そして、多くの方々と話をし、いくつかの選択肢があり、たくさん悩み考えましたが、サッカー選手としてどうしたいのか、何が自分を一番変えられるか・成長させられるかを考えこの決断をしました。この決断・移籍をするにあたって、数えきれないほどのたくさんの方々に支えられ、助けていただきました。このクラブで個人としての結果を残せていないのにこのような決断をし本当に申し訳ありません」
「どんな時でも応援してくれ、声をかけてくれたファン・サポーター・パートナーの皆さま、これまで支えて下さったクラブ・スタッフ・選手の皆さま、そして、自分がどんな状況でも一番に理解し、受け入れ、励まし支えてくれ、いつも背中を押してくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。移籍先でもサッカーを楽しむことを忘れず、このクラブで学んできたことを活かし、『正直に・真っ直ぐに・素直に』自分らしく頑張ってきます。また、成長した姿をお見せできるよう巧く・強くなってきます。本当にありがとうございました!」
