ヴィッセル神戸が24日午後、バルセロナ側から中止が発表された親善試合について追加で声明を発表した。
今月27日に神戸との親善試合を行う予定だったバルセロナだが、23日に「主催者側の重大な契約違反」により中止となったことを電撃発表。今夏のアジアツアーのプロモーターを務める韓国のD-DRIVE社のソウル・ハムCEOが「試合の代金全額を受け取る予定でしたが、最終的に資金は到着しませんでした。ヤスダグループは、無効または偽造された書類を繰り返し提出し、すでに韓国に送金済みであると虚偽の主張をして、私たちを欺いてきました」とコメントし、神戸戦の主管を務める日本のヤスダグループによる「意図的な詐欺行為」と主張したことがスペインメディアで伝えられた。
そして神戸は24日午前に「プロモーターによる契約上の問題が発生しているとの情報を受け、当クラブとしても状況の確認を行っております」と報告。確認が待たれる中、20時31分にも再び声明を出したが、「2025年7月27日(日)に予定されているFCバルセロナとの試合について、関係各所と緊密に連携を取りながら、必要な情報の収集および調整を継続しております。しかしながら、現時点におきまして、確定的な情報をお伝えできる状況にはございません」とし、以下のように続けた。
「本試合を心待ちにされている多くのファンの皆さま、そして関係者の皆さまのためにも、引き続き全力を尽くしてまいりますので、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。進捗があり次第、速やかに当クラブ公式サイト等を通じてご案内させていただきます。大変恐縮ではございますが、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」
