J1アルビレックス新潟は17日、MF秋山裕紀がSVダルムシュタット98(ブンデスリーガ2部)へ期限付き移籍することが正式に決まったと発表した。
24歳の秋山は前橋育英高校出身で、2019年に新潟でプロ入り。今季はここまで明治安田J1リーグで15試合に出場していた。新潟は今月13日に、同選手の海外移籍を前提したチーム離脱を発表していた。
秋山はダルムシュタットのクラブ公式サイトでコメントを発表した。
「これからドイツでプレーできることをうれしく思います。移籍に携わってくださり、実現に尽力してくださった皆様に感謝申し上げます。最近、ダルムシュタット98についてよく調べていて、伝統と素晴らしいファンを持つこのクラブに加入できることを大変楽しみにしています。チームの成功に貢献できるよう、精一杯頑張ります」
ダルムシュタットでスポーツダイレクターを務めるポール・ファニー氏は「秋山は中盤の戦略家だ。彼のボールコントロールと精度、プレッシャー下でも正確なパス、そして視野の広さは、彼を適切なリンクプレーヤーにしている。彼のスキルがあれば、来シーズン、チームにとって興味深いピースとなる可能性を秘めている。トレーニングキャンプの少なくとも一部には参加可能なので、チームへの適応も容易になるだろう」と期待を込めた。
なお、背番号は16となり、期限付き移籍期間は2025年7月16日から2026年6月30日まで。契約には買い取りオプションも含まれているようだ。


