J3カマタマーレ讃岐は8日、金鍾成（キン・ジョンソン）監督の就任を発表した。
現役時代は朝鮮民主主義人民共和国の代表選手としても活躍したキン監督は、2016年から2018年まで率いたFC琉球で2018年にJ3優勝を経験。その後は鹿児島ユナイテッドFC、ガイナーレ鳥取の指揮官を歴任し、昨季は再び琉球の監督を務めていた。
米山篤志監督を2025年7月6日付で解任し、J3最下位（20位）からの脱出を目指す讃岐の増田勝 代表取締役社長はコメントを発表した。
「トップチームには、お客様に喜んでもらえるような試合をお見せし、一つでも上のカテゴリーに昇格することを目標とするように常に伝えてまいりました。選手・コーチ陣には難しい時期ではありますが、後半戦でその目標を達成するべく、竹内強化部長と協議を重ねた結果、金鍾成 新監督に指揮をとっていただくことをクラブとして決定しました」
「J3残留はもちろんのこと、本気で昇格プレーオフ圏内を目指すために、Jリーグで9シーズンほどの豊富な監督経験や代表チームでの指導経験を持ち、J3優勝の瞬間を知る金鍾成 新監督を招へいすることがベストだと判断しました」
「地域に愛されるクラブになることが我々の使命です。J2復帰という最高の瞬間を皆様と共有することが地域を元気にすることに繋がります。そのために、応援していただくすべての皆さまに勝利を届けます。引き続き、ご支援ご声援のほどをよろしくお願いいたします」
なお、キン監督は本日のトレーニングより指揮を執っており、「チームを変化させ、結果を出すためにこのチームに来ました。選手、スタッフ全員の力を集結させて戦って行きます。サポーターのみなさん、楽しみにして下さい」と意気込みをつづった。