oshima(C)Getty Images

18位と苦戦するFC岐阜が大島康明監督と契約解除「クラブが掲げてきた目標から大きく乖離」

J3のFC岐阜は7月2日、大島康明監督の契約を双方合意のもと、解除したと発表した。

現役時代はヴィッセル神戸や大塚製薬(現徳島ヴォルティス)でプレーし、2013年より指導者としてのキャリアを歩んだ大島監督。2023年8月から2024年5月まで鹿児島ユナイテッドFCを率いた後、今季よりFC岐阜の監督に就任していた。

しかしチームはJ3第18節終了時点で20チーム中18位と低迷。大島監督は「素晴らしいビジョンを掲げるFC岐阜の一員として仕事をできた事に感謝しています。そして苦しい状況の中でもチームを応援していただいたオール岐阜の皆様ありがとうございました。FC岐阜の今後の飛躍を心より願っています」とクラブ公式サイトで別れを告げた。

クラブの小松裕志代表取締役社長は「ここまでの戦績は、クラブが掲げてきた目標から大きく乖離しており、厳しい戦いが続いております。日頃からクラブを支えてくださっている皆様には、多大なご心配とご不満をおかけしていることを、まずは深くお詫び申し上げます」とコメントを発表した。

「大島康明監督には、就任以来、クラブの発展とチーム強化のためにご尽力いただきました。成績が思うように振るわない中でも、選手たちと誠実に向き合い、日々懸命に取り組んでくださいました。その姿勢と熱意に、クラブとして心より感謝申し上げます。しかしながら、現状を重く受け止め、これ以上状況を悪化させないためにも、変化が必要であるとの判断に至りました。大島康明監督とは、現状と今後の方針について率直な意見交換を重ねた結果、双方合意のもとで契約を解除する運びとなりました」

なお、後任の監督については改めて発表される。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0