フラメンゴのフィリペ・ルイス監督が欧州との差について言及した。29日、『ESPN』が伝えた。
FIFAクラブワールドカップ(CWC)2025に出場し、グループDを首位で通過したフラメンゴ。決勝トーナメント1回戦ではブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘンと対戦したが、2-4で敗れた。
試合後、フィリペ・ルイス監督は「彼らのプレッシャーは計り知れない。8人、10人で攻めてくる。彼らは勝利に値した」と敵軍を称賛した。
「我々のプランは成功し、プレッシャーをかけ、得点機を作ることができたが、彼らは我々より優れていた。我々はサッカー界のエリートと対戦している。もしヴィニシウス・ジュニオールがレアル・マドリーに移籍していなければ、我々は世界最高の選手を手に入れていただろう」
現役時代はチェルシーやアトレティコ・マドリーで活躍した指揮官は、欧州との差について持論を展開した。
「彼ら(南米の選手たち)はエリートチームの一員でありたいと願っている。もしも我々が今日、そしてこの大会で優勝したとしても、現実は変わらない。彼らは質の高いチームだ。我々のチームには多くのブラジル人選手がいるが、彼ら(ヨーロッパのチーム)の方が最高の選手がいる。彼らの方が優れた選手たちだ。それは事実だ」
なお、バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督は「白人か黒人かは分からないが、世界最高のフィニッシャーの中には南米出身の選手もいる。南米のチームにはサッカーの血が流れているんだ」と、フラメンゴの健闘を称えた。


