明治安田J1リーグ第17節の横浜F・マリノス対京都サンガF.C.が日産スタジアムで開催された。
ここまで勝ち点8で最下位に沈む横浜FMが、同28で3位につける京都をホームに迎えた。リーグ5連敗中の横浜FMは先手を取りたい状況で試合に入るも、10分には諏訪間幸成が負傷でプレー続行不可能となり、トーマス・デンとの交代を強いられる不穏なスタートとなってしまう。
すると、31分に先手を取ったのは京都だった。左サイドを力強く抜けた長沢駿が中央へ横パス。正面で受けた松田天馬がワントラップから右足を振りぬくと、鋭いミドルシュートをゴール右に突き刺し、先制点をマークした。
ビハインドを背負った横浜FMは前半終盤、正面遠めの位置から相手DFにクリアされたボールをヤン・マテウスがダイレクトシュート。ゴール左上の好コースにコントロールシュートを飛ばしたが、GK太田岳志のファインセーブに阻まれて同点弾とはならなかった。
迎えた後半、前に出ていく横浜FMはヤン・マテウスらがゴールに迫るが、ここをしっかり凌いだ京都が追加点を挙げる。68分、途中出場のジョアン・ペドロがミドルシュートを放つと、DFにディフレクトして高く浮いたボールがゴールへ。際どいハイボールをGK飯倉大樹がジャンプして弾くと、ゴール前にこぼれたボールをすかさず奥川雅也が詰めて2-0とした。
さらに京都は81分、ボックス左奥に侵入したジョアン・ペドロの折り返しから福田心之助が決めて3点目。そのまま3-0で勝利した京都が3位をキープした一方、横浜FMは泥沼の6連敗に。10試合未勝利と深刻な状況が続いている。

