明治安田J1リーグ第16節のセレッソ大阪vs横浜F・マリノスが11日にヨドコウ桜スタジアムで開催された。
ここまで勝ち点19で12位のC大阪と、同8で最下位の横浜FMが対戦。序盤からオープンな展開になると、ハットンやルーカス・フェルナンデスのシュートでゴールに迫ったC大阪が24分に先制する。
敵陣でボールを奪取すると、ルーカス・フェルナンデスのパスを正面で受けたラファエル・ハットンが冷静にシュートを流し込んで先制点をもたらした。
C大阪は続く26分にも決定機。高橋仁胡が左サイド深くで折り返しのボールを入れると、ファーサイドに流れたボールを上門知樹がシュート。鋭いシュートを枠に飛ばしたが、飯倉大樹にセーブされたボールがバーに当たって追加点とはならなかった。
0-0で迎えた後半、横浜FMは反撃に出ると、67分に永戸勝也のクロスにファーサイドで飛び込んだ宮市亮がヘディングシュートを突き刺す。宮市の今季初ゴールかと思われたが、クロスにつながるプレーで遠野大弥のオフェンスファウルが取られ、VAR判定の結果取り消しとなった。
その後、一進一退の攻防となった中で攻め手も緩めなかったC大阪がリードを保ったまま試合を終わらせ、1-0で勝利。リーグ3連勝を達成した。一方の横浜FMはキスノーボ監督体制の初陣で敗れて8戦未勝利となり、リーグ4連敗の泥沼となっている。

