アヤックスのフランチェスコ・ファリオリ監督が失意を口にした。18日、『ESPN』が伝えた。
エールディビジ第33節で最大9ポイント差のあったライバルのPSVに首位を譲り渡し、そのまま優勝を逃したアヤックス。今季より就任したファリオリ監督は「本当につらい教訓だが、それが現実。後悔はまったくない」と気丈に振舞った。
「嵐が来る前にそれを予見するのが得意で、それが私の大きな強みの一つだ。物事が起こるずっと前から、私はいつも口に出さない。私たちが何者なのか、そしてそれがどれだけの代償を払うことになるのか、私は分かっている」
ファリオリ監督は「まずはPSVを祝福しよう」とライバルを称えつつ、「夢を叶えてくれた選手たちに心から感謝している」とアヤックスの選手たちに感謝した。
なお、昨季5位のチームを2位に導いた指揮官だが、自身の去就については明言を避けた。アヤックスとの契約はあと2年残っているが、同監督にはセリエAクラブからの関心も噂されている。
「想像できると思うが、感情が渦巻いていた。悲しみもあったが、我々がやってきたことに対する見方は変わったと思う」
指揮官は「1年前、アヤックスは困難に直面していたが、選手たちが信頼を取り戻した」と名門の復権を強調した。


