元ブラジル代表DFマルセロが6日、現役引退を発表した。
2005年にフルミネンセでデビューしたマルセロは、2007年にレアル・マドリーに移籍。同クラブで世界有数の左サイドバックとして名を上げると、2022年にオリンピアコスへ移籍するまで公式戦546試合に出場した。
同クラブでは6度のリーグ制覇や5度のチャンピオンズリーグ制覇など25ものタイトルを獲得し、クラブ有数のレジェンドに。2023年2月にオリンピアコスを退団してからは、古巣のフルミネンセに16年ぶりに復帰して母国でのプレーを続けていた。
36歳で引退を決断したマルセロは「18歳の時にレアル・マドリーが僕のドアをノックしてくれて、ここにたどり着くことができた」と、特にレアル・マドリー時代を振り返り、感謝を綴った。
「今、僕は真のマドリディスタであると誇らしく言えるよ。16シーズン、25のタイトル、5つのチャンピオンズリーグ、キャプテンの一人にも…。ベルナベウでの魔法のような夜の数々。素晴らしい旅だった」
「選手としての旅はここで終わるけど、サッカーにはまだ貢献できることがたくさんある。すべてに感謝したい」
マルセロは、2006年にデビューしたブラジル代表としても58試合に出場。ワールドカップでは2014年のブラジル大会と2018年のロシア大会などに出場していた。


