マンチェスター・ユナイテッドのOBであるリオ・ファーディナンド氏が同クラブで苦しむFWマーカス・ラッシュフォードの現状について見解を示した。27日、イギリス『BBC』が伝えた。
ユナイテッドの下部組織で育ち、いまでは同クラブの背番号10として公式戦通算426試合で138ゴールを記録する選手に成長したラッシュフォード。しかし今季途中より就任したルベン・アモリム監督の下では出番が激減しており、直近プレミアリーグ8試合でも出場がない。
そんな中、アモリム監督は「全力を出したり、正しいことをしていれば、我々はすべての選手を起用することができる」「私は日々100%を出していない選手よりも(63歳のGKコーチ、ジョルジ)ヴィタルをベンチに置くだろう」などとラッシュフォードを起用しない理由について説明していた。
これらのコメントを受けて、クラブのOBであるファーディナンド氏が自身のYoutubeチャンネルで「もし私が監督にそう言われた選手だったら、私の心、私のプライド、私の自尊心は恥ずかしい」とユナイテッドの10番に対する見解を明かした。
「誰かが選手のパフォーマンスに疑問を抱いたり、チームのために100%尽くしているかどうかに疑問を抱いたり、努力が足りず近道をしていると言うのは、非難に値する発言だ。マーカスにはその場合、戦線に戻る術はない」
「もし彼が復帰すれば、他の選手たちはアクセルを緩めてチームに復帰し、近道をとることができるということになる」
またファーディナンド氏はアモリム監督の発言が真実に近いだろうと予想。「もしそれが真実でないなら、私は全力で反論するつもりだ。記者会見を開いて『私についてそんなことを言う人はいない』と言うつもりだ」と、ラッシュフォードが反論しない事実について触れた。
「ファンと直接コミュニケーションをとることができる時代だから、ストーリーが歪曲されることはないだろう。マーカスと向かい合って座り、彼の目を見て、彼がそう言えるか(楽をしていないか)どうか見てみたい。それができないなら、(ラッシュフォードは)自分自身を見つめるしかない」
公の場で批判をされてしまったラッシュフォード。退団を示唆するようなコメントをしていた同選手だが、復活の道は開かれているのだろうか。


