リヴァプールの一部サポーターが、クラブにチケットの値下げを要求したようだ。17日、『ESPN』が伝えた。
今季ここまでプレミアリーグで第20節を終えて首位に立っているリヴァプールだが、同クラブのサポーター、通称KOP(コップ)がチケットの価格上昇に反対している。
リヴァプールのサポーター数団体は協力して同クラブに公開書簡を送り、チケット価格の値上げで地元や世代を超えたファンを追い出して「コップを潰す」ことは望んでいないと主張。今シーズン、チケット価格は2%上昇しており、来シーズンのチケット価格を話し合うためのクラブとサポーター委員会の会議が開催される予定だ。
団体は「サッカーはビジネスであり、他のクラブは文化や雰囲気への影響を考慮せずに、スタジアムに足を運ぶことに関心のある富裕層をターゲットにするという選択をしていることを我々は理解している」と値上げに理解を示しながらも、「サッカーはコミュニティでもある。リヴァプールFCはアンフィールドに本拠地を置いており、アンフィールドの一部であるべきだ。プレミアリーグの試合は、クラブと同じ郵便番号の地域で育ったサポーターにとって立ち入り禁止であってはならない」と地元サポーターが守られるべきであると主張した。
「クラブは、得られた収益はすべて再投資されていると主張するだろうが、一般入場券やシーズンチケット所有者のチケット価格の値上げによる収入は、クラブ全体の収入のほんの一部に過ぎない。競争力を維持するためにチケット価格の値上げが必要だというのは神話だ。チケット価格が高騰してサポーターが遠ざかってしまうと、リヴァプールFCを特別なものにしている根本が損なわれる恐れがある。コップとその文化、そしてそこに住む人々は大切にされ、守られるべきだ」
チケットの価格高騰はプレミアリーグ全体として問題となっており、今月初めの第20節リヴァプール対マンチェスター・ユナイテッドの試合を前に、両クラブのサポーターはサッカーサポーター協会のキャンペーンスローガン「#StopExploitingLoyalty(忠誠心を搾取するな)」のもと団結し、値上げに抗議した。
リヴァプールの広報担当者はESPNに対し、「我々はサポーターとの交渉プロセスに全面的に敬意を払い、重要な話し合いの前や最中に公にコメントするつもりはない」と問題についてはノーコメント。なお、今シーズンのプレミアリーグでチケットの値上げを行っていないクラブはクリスタル・パレスのみとなっている。


