ニューカッスル・ユナイテッド(プレミアリーグ)のFWニック・ヴォルテマーデは、自身が受けた肘打ちについて言及した。28日、『sky sports』などが伝えた。
プレミアリーグ第6節でアーセナルと対戦したニューカッスルは、前半34分にウォルトメイドが頭で先制点を奪取した。だが、後半84分にアーセナルMFミケル・メリーノに同点弾を許すと、同96分にはDFガブリエウに決勝点を奪われ、1-2で逆転負けした。
なお、ヴォルテマーデは先制点直後にガブリエウから肘打ちを受けたとされており、主審に詰め寄る場面もあった。
「ゴール後、2メートルほど離れたところで彼の肘が顔に当たったのを感じた。彼の腕はかなり高かったはずだよ。審判には『何か顔に当たった』と伝えただけ。でも顔に何かが当たったと感じるのは良くないことだと思う」
審判との会話中にガブリエウから手を差し伸べられていたが、ヴォルテマーデはこれを拒否。「彼は後で謝ってきたから、私の顔を殴ったことは分かっていたんだろう。でも正直に言って、それで状況は解決しなかった」と怒りを口にした。
「試合内で何かをされた後に『ごめんなさい』と言われるのは好きじゃない。それは試合の一部じゃないからね。いい戦いができるこの状況は好きだけど、彼は肘を私の顔に当たるべきではなかった」
今夏にブンデスリーガのシュトゥットガルトから移籍し、デビュー戦では早速決勝点を挙げたヴォルテマーデ。ここまでプレミアリーグ3試合で2得点を挙げているストライカーは「でも、僕はこういうことで落ち込むタイプの選手じゃない。時にはこういうことをしないといけないこともあるからね。つらいけど、これは僕のサッカーのスタイルじゃないんだ」と既に切り替えているようだ。


