北海道コンサドーレ札幌は12日、新監督に岩政大樹氏が就任することを発表した。
現役引退後、上武大学サッカー部を経て、2022年に鹿島アントラーズのトップチームのコーチに就任した岩政氏。同年の新指揮官レネ・ヴァイラー氏が来日するまでには監督代行を、同監督が契約解除された8月からは後任監督として2023年12月まではトップチームを指揮した。その後、2024年1月にベトナムのハノイFCの監督を務めると、同年9月からは母校の東京学芸大学蹴球部のコーチに就任していた。
札幌での指揮官就任が決まった岩政氏は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「北海道コンサドーレ札幌の監督に就任することになりました、岩政大樹です」
「私が感銘を受け、参考にさせていただいてきたコンサドーレの攻撃的なフットボールを継承し、さらに前進させていきます。北海道、札幌、そしてコンサドーレには大きな可能性があります。ここにしかない空気、ここにしかない文化でここにしかないフットボールを作り上げていきましょう。皆さん、よろしくお願いします!」
ミハイロ・ペトロヴィッチ体制7年目を迎えた札幌は今季、相次ぐ負傷者などに悩まされ、志向する攻撃スタイルが鳴りを潜め、明治安田J1リーグで低迷。シーズン終盤には復調した姿を見せるも奮闘実らず。2016年以来9年ぶりのJ2リーグ降格が決定し、来季は1年でのJ1リーグ復帰を目指す。

