レアル・マドリーは6日、スペイン代表DFダニ・カルバハルの負傷を発表。また、同日に2026年6月30日まで契約を延長することで合意に至ったことを発表した。
カルバハルは5日、ラ・リーガ第9節のビジャレアル戦に先発。しかし試合終盤にアクシデントに見舞われ、相手選手との接触で右ひざを痛め、叫び声を上げながらその場に倒れ込んだ。その後、同選手は担架に乗せられて交代を余儀なくされていた。
試合後、カルロ・アンチェロッティ監督は「かなり深刻なケガ」と漏らしており、カルバハル自身もインスタグラムで「重度の前十字靭帯損傷」であることを明かした。
そして、レアル・マドリーはクラブ公式サイトでカルバハルの検査結果を報告。右足の前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、膝窩筋腱断裂と診断され、近日中に手術を受ける予定であることを明かした。また、公式では全治や離脱期間は明かされていないものの、スペイン『アス』によれば、8~10カ月の離脱になると見られている。
そんな中、クラブはカルバハルとの契約延長を発表。「レアル・マドリーは彼へのサポートと愛情を表明し、できるだけ早くピッチで彼がフットボールを再び楽しむことができるよう、早く回復することを願っています」と同選手にエールを送り、今季、契約最終年を迎えていた中、重傷を負ってしまったが、この度、無事に契約延長することとなった。
2002年からレアル・マドリーの下部組織に在籍し、レヴァークーゼンに移籍した2012年からの1シーズンを除き、長きにわたってエル・ブランコを支えてきたカルバハル。これまで通算427試合に出場し、14ゴール65アシストを記録。6度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇や4度のラ・リーガ優勝に貢献してきた。




