水戸ホーリーホックは25日、GK本間幸司が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
茨城県出身の本間は、1996年に水戸短大附属高校から浦和レッズに入団しプロキャリアをスタート。しかし、出場機会を得られず、1999年の途中に当時JFLだった水戸に移籍。同シーズンにリーグ戦24試合に出場し、チームのJ2リーグ昇格に貢献すると、以降も守護神として長らく水戸のゴールマウスを守り続け、2016年5月にはJ2通算550試合出場を達成。40歳の大台に到達した2017年からは出場機会が激減し、今季はここまで出番はないものの、47歳を迎えた在籍26年目の現在までJ2通算576試合の最多出場記録を保持している。
今季限りで現役生活に終止符を打つ決断をした本間は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「今シーズンをもちまして現役を退く決断をしました。29年という長い間プレー出来たのは、心から愛するクラブでプレー出来たことが大きいです。たくさん試合に出させてもらい、40歳を超えてからはピッチでチームを助けることは少なくなったけれど、自分なりにクラブのために全力を尽くし支えていけたかなと思っています」
「大勢の人達に支えられてここまでやってこれました。感謝しています。詳しくは会見でお話しさせてください。残り6試合、最後まで全力で闘っていきます。よろしくお願いします」

