明治安田J1リーグは20日に第24節が行われ、国立競技場ではFC町田ゼルビアと横浜F・マリノスが対戦した。
中断期間突入前のラストマッチ。2位に勝ち点5差をつけて首位を走る3連勝中の町田は、今節に向けて前節の東京ヴェルディ戦から先発メンバーを3人変更。鈴木準弥、荒木駿太、パリ五輪日本代表に招集されている藤尾翔太に代わって、望月ヘンリー海輝、藤本一輝、エリキを起用した。
一方の横浜FMはここまで8勝5分け10敗で12位と低調なシーズンを過ごしている。前節の鹿島アントラーズ戦では4-1で大勝し連敗を「4」でストップしたものの、16日にはハリー・キューウェル監督との契約解除を発表。今節では暫定的にジョン・ハッチンソンヘッドコーチが指揮を執ることとなった。そんな中で迎える一戦では、前節から先発メンバーを1人のみ変更。加藤聖が外れ、加藤蓮が先発に名を連ねた。
新体制初陣の横浜FMは6分、天野純の左CKをエドゥアルドが頭で合わせるなど序盤から攻勢に出る。
試合が動いたのは30分、横浜FMは左サイドでボールを持ったエウベルがボックス左手前にカットインし、右足を振り抜く。このシュートがボックス内の下田北斗のハンドを誘い、PKを獲得。これをキッカーのアンデルソン・ロペスが落ちついて決めて横浜FMが先制した。
首位相手に先手をとった横浜FMはさらに43分、右サイドでのパス回しから左サイドに展開すると、エウベルがボックス左にスルーパス。走り込んだ加藤蓮がグラウンダーのクロスを送ると、ボールはGKとDFの間を通過し、最後は走り込んだ天野が押し込んだ。
2点ビハインドとなった町田は後半開始から2枚替え。林幸多郎と藤本一輝に代えて、バスケス・バイロンと今夏湘南ベルマーレから加入した杉岡大暉を投入する。両選手による両サイドからの攻撃で敵陣への侵攻回数を増やすが、横浜FMの粘りの守備の前になかなかゴールネットを揺らすことができない。
まず1点を返した町田は80分、ボックス右手前からバスケス・バイロンがボックス右にスルーパス。反応した仙頭啓矢が右足でシュートを放つが、GK飯倉大樹にパンチングで阻まれる。それでも85分、敵陣中央左でスローインを受けた下田が左足で絶妙なクロスを送り、ミッチェル・デュークがヘディングで合わせると、GK飯倉の頭上を越えてゴールネットを揺らした。
1点差に詰め寄った町田はその後、攻撃の手を強めたが同点ゴールは奪えず試合終了。2-1で逃げ切りに成功した横浜FMがハッチンソン体制初白星を飾ると共に、連勝を飾った。一方の町田は連勝が「3」でストップし、今季5敗目を喫している。

