サウサンプトンは14日、AZに所属する日本代表DF菅原由勢を獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの4年間となっている。
2019年に加入したAZで昨季5シーズン目を迎えた菅原は、2023-24シーズンもエールディヴィジで上位争いを繰り広げるチームの主力として活躍。公式戦42試合で4ゴール9アシストを記録し、リーグ公式のチーム・オブ・ザ・マンスに4度選出されるなどそのパフォーマンスが高く評価されてきた。
インテルやアタランタなどのトップクラブが興味を示す中、新天地はサウサンプトンに決定。サウサンプトンは過去に吉田麻也や南野拓実が在籍し、日章学園(宮崎)のFW高岡伶颯の来春の加入が内定したばかり。2023-24シーズンは昇格プレーオフ決勝でリーズを下して1年でのプレミアリーグ復帰を果たしていた。
プレミア挑戦が決まった菅原はクラブ公式サイトを通じて、「プレミアリーグは幼少期からの夢でした。サウサンプトンに加入してプレーできることに興奮しています」と喜び、移籍を即決したことを明かした。
「昨夏にもプレシーズンで戦い、ボールプレーが素晴らしいチームと感じました。ロングボールを多用せず、ショートパス主体のインテリジェンスなサッカーです。本当に良いクラブだと感じました。サウサンプトンからオファーを貰って、1秒で『イエス!』と答えたんです」
なお、新シーズンのプレミアリーグでは三笘薫(ブライトン)、遠藤航(リヴァプール)、冨安健洋(アーセナル)、鎌田大地(クリスタル・パレス)に続き、5人目の日本人選手となる。