チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が4日に開催された。
チャンピオンシップでは最終節を前に優勝を決めたレスターの昇格が決定済み。自動昇格の2位の確保に向けて、2位のイプスウィッチ(勝ち点93)と3位のリーズ(勝ち点90)が最終節に臨んだ。
引き分け以上で昇格が決まるイプスウィッチは、23位の降格圏に沈むハダースフィールド・タウンとホームで対戦した。3月に今季絶望の膝の負傷を負ったDF中山雄太が引き続き欠場したハダースフィールドに対し、27分にウェス・バーンズのゴールで先制すると48分にハッチンソンが加点。そのまま勝ちきり、28勝12分け6敗の成績でプレミア復帰を決めた。一方のハダースフィールドは23位で3部降格が決まっている。
プレミアリーグ創設時の在籍クラブでもあるイプスウィッチは昨シーズンにリーグ1(イングランド3部)で2位となって昇格。2021年12月から指揮を執る37歳のキーラン・マッケンナ監督の下、チャンピオンシップ昇格初年度で大躍進し、プレミアリーグまで上り詰めることに成功した。イプスウィッチは降格した2001-02シーズン以来、22シーズンぶりのプレミアリーグ復帰となる。
また、三好康児が所属するバーミンガム・シティは、自動降格圏の22位で最終節のノリッジ戦に臨み、1-0で勝利するも他チームの結果から上昇ならず、降格決定。なお、3位のリーズ・ユナイテッド、4位のサウサンプトン、5位のWBA、6位のノリッジは残る1つのプレミアリーグ行き切符をかけた昇格プレーオフへ回る。