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レアル・マドリー、移籍金なしフリーでもエンバペ獲得せずと西メディア報道。3つの理由とは?

レアル・マドリーは、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・エンバペに対する興味を失ったようだ。スペイン『Cadena SER』が伝えた。

今夏にPSGとの現行契約を延長しない姿勢を明確にしたエンバペは、来夏の契約満了を前とした移籍の可能性が取りざたされたものの最終的に残留。それでも、フリーとなる来夏にはこれまでに何度も関連が伝えられてきたレアル・マドリー行きが実現するのではないかと伝えられている。

しかし、レアル・マドリーは今月4日、「我々のクラブとキリアン・エンバペの間で交渉が行われていることに関する憶測が異なるメディアにより最近報道されているという情報を踏まえ、この情報が完全に虚偽であり、PSGに所属する選手との間にそのような交渉がないことを主張したい」と異例の声明を出した。

『Cadena SER』の報道によれば、レアル・マドリーは来夏にエンバペを獲得することはない模様だ。その3つの理由を挙げており、1つ目は最低でも2000万ユーロを超える高額年俸。これは、推定900万ユーロのMFジュード・ベリンガムの年俸を大幅に上回るもので、クラブ内の給与水準が上がることを懸念したとのことだ。

2つ目は若手選手の補強に力を入れる中で、獲得見込み時に26歳に近い年齢となるエンバペを獲得することはクラブの強化戦略に合致しないということ。そして3つ目は、これまでのPSGとの契約更新の際にマドリッドを訪れるなどの同選手の動きや、それに伴う不信感やファンの反感などを考慮。経済面における問題を引き起こすリスクを避けるためだとのことだ。

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