PSVは16日、オランダ代表MFシャビ・シモンズがパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍することを発表した。
PSGユースからトップデビューしたシャビ・シモンズは同クラブで将来を嘱望されていたものの、出場機会を求めて昨年の夏にPSVへ完全移籍。すると、20歳のプレーメーカーは2022-23シーズンに49試合に出場して19ゴール9アシストを記録するなど、エールディビジ2位のチームで大きなインパクトを残した。さらに、昨年12月にはオランダA代表デビューも果たした。
これを受けて、PSGは放出の際に取り付けていた買い戻し条項の行使を決定。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、買い戻しの金額は600万ユーロ(約9億3000万円)とのことだ。シャビ・シモンズの新シーズンに関しては、FWキリアン・エンバペとFWネイマールの双方が残留する場合、レンタル移籍が濃厚とされている。
PSVはシャビ・シモンズがPSG移籍を完了させるためにトレーニングキャンプから離脱したことを発表しており、今後のメディカルチェックで問題なければ正式に移籍決定となる。
