エヴァートンは13日、元イングランド代表FWアシュリー・ヤングを獲得したことを発表した。移籍金なしのフリートランスファーで、2024年6月までの契約で合意している。
ワトフォードでプロデビューしたヤングはアストン・ヴィラを経て、2011年にマンチェスター・ユナイテッド入り。同クラブ在籍の9年間で公式戦261試合に出場し、2019-20シーズンから2年にわたってインテルでプレーした後、2021年夏にアストン・ヴィラ入りした。昨シーズンもプレミアリーグ29試合に出場するなど、チームの7位フィニッシュに貢献した。
エヴァートン入りが決まった38歳のヤングはクラブの公式サイトを通じて、「監督の存在が今回の決断において重要となった。僕は彼のことを理解し、彼の情熱と熱意がどれほどのものかを知っている。彼の誠実さと意志、試合への貪欲さは誰にも負けないほどだ」とショーン・ダイシ監督への信頼を強調し、以下のように意気込みを続けた。
「エヴァートンというクラブの偉大さも決断の理由だ。ビッグクラブであり、ファンも素晴らしい。彼らに支えられることは僕にとって素晴らしい機会。加入を嬉しく思っている」
昨シーズン、残留争いに巻き込まれたエヴァートンは今年1月にダイシ監督が就任。最終節に17位フィニッシュで残留を果たしていた。


