22日、ドイツ代表監督に就任したユリアン・ナーゲルスマン氏が就任会見に臨み、意気込みを語った。
ドイツサッカー連盟(DFB)は22日、今月9日の日本代表との親善試合に1-4で敗れ、解任となったハンジ・フリック監督の後任としてバイエルン・ミュンヘン前監督のナーゲルスマン氏を招へいしたことを発表。契約期間は来年6月に同国開催されるEURO2024終了後の2024年7月31日までとなっている。
そんなナーゲルスマン氏だが、ベルント・ノイエンドルフ会長やルディ・フェラーSD(スポーツディレクター)とともに同日の会見に出席。今年3月バイエルンでの解任以来の現場復帰に臨むことについて、「良いEUROをプレーすることは、私にとって非常に魅力的であり、大きな挑戦でもある。チームとしてそれに立ち向かい、大きな喜び、もちろん必要なだけの責任感をもって取り組みたい。ルディも話しているように、チームとして良いサッカーを見せ、国全体を盛り上げていきたい」と決意を語りつつ、アプローチについても言及した。
「EUROに向けて極めて大事なのは、複雑すぎることはしないこと、決まったアイデアをもってサッカーをプレーすること。結果のみではなく魅力的なサッカーを見せて国民を魅了する考えだ。頻繁に経験できないホームでのEUROなのだから、国全体からのサポートを受けられるために、それまでの道のりで人々を魅了していくことを目指したい」
「我々が持ち込むアイデアは実践できないほど複雑すぎてはいけないし、シンプルであることが重要なポイント。トーナメントと単独の試合は別となるが、状況に応じないということでなければ、14個のシステムを用いるという意味でもない。あるスコアが必要だったり、スコアをキープしなければならないなど様々な状況が考えられるが、調整しないといけないこともあり得るからね」
ナーゲルスマン氏はDFBと短期契約を結んだことについても言及。「連盟や私がフォーカスを置くのはEURO。それを何よりも優先する考えだ。我々は良いトーナメント、良いホームでのEUROをプレーしたい。もう一つの私やDFBが重視したポイントは、契約が記された紙ではなく、ここでの仕事でお互いの信頼関係が築かれることだ」と強調し、次のように続けた。
「(バイエルンで)長期の契約を持っていた私自身の例がある。最終的には仕事が成功し、双方にとって有益であるというフィーリングが互いにあることが大事だ。それに楽しさも加わればこれ以上のことはない。だから来夏に話し、それぞれ満たされていたら、私としては(延長など)どんな可能性も除外にすることはない。だが、今はEUROを優先し、その後について考えることはない」
フリック監督が日本戦前に主将に指名したイルカイ・ギュンドアンだが、新体制の下でもキャプテンを務めるとのこと。また、ナーゲルスマン新監督はドイツ代表で複数のバイエルン選手と再会することについて問われた際に、「バイエルンの選手との再会をとても楽しみにしている。だが、同じように私が以前いたクラブやこれまで指導したことがない、ほかの選手に会うことも楽しみにしているよ」と返していた。
