セリエC(イタリア3部)を統括するレーガ・プロは18日、スポーツ裁判所においてプロ・ピアチェンツァをリーグから除外する決定が下されたことを公式サイトで発表した。
厳しい財政難に悩まされているプロ・ピアチェンツァでは、給料未払いのために数週間前からトップチームの選手がストライキを行う事態に発展。リーグ戦の直近3試合において監督や選手が現れず、没収試合となっていた。さらに4試合目となる17日のクーネオ戦も没収試合となった場合、自動的にリーグからの除外が決定するため、クラブは試合が成立する最低限の7人のメンバー(登録証の提示が試合開始に間に合わなかった1人は途中出場したため計8人が出場)を下部組織などから集めて試合に臨んでいた。中でも2000年生まれのニコラ・チリリアーノは、キャプテンマークを巻いただけでなく監督としても登録されていた。
しかしプロ選手11人を相手には歯が立たず、20-0と歴史的な敗北を喫した。さらにはクーネオのFWヒシャム・カニスがイタリアプロサッカー史上最多となる1試合6得点を挙げて記録を更新してしまった。この事態を重く見たFIGC(イタリアサッカー連盟)のガブリエレ・グラヴィーナ会長は、「スポーツに対する侮辱だ」などと非難していた。
■レーガ・プロがプロ・ピアチェンツァの処分を発表
スポーツ裁判所は、クーネオ戦を0-3の没収試合とし、プロ・ピアチェンツァのリーグ除外を決定した。さらにクラブには2万ユーロ(約250万円)の罰金が科される。またリーグ前半戦のプロ・ピアチェンツァの試合結果はすべて抹消。残りの試合については、3-0で対戦相手の勝利とすることを決めた。さらに選手に代わって出場したマッサージ師らにも資格停止の処分が下されている。また試合に出場した8人のうち、正式に選手登録されていたのは4人のみであったことも指摘されている。
レーガ・プロのフランチェスコ・ギレッリ会長は、「我々の話を受け入れていれば、このような恥ずべき事態は起こらなかった。プロ・ピアチェンツァはクラブ登録されるべきではなかった。今回のような馬鹿げた状況に子供たちを巻き込むなどあってはならないことであり、理解できない。持続可能な財政に向けてルールを厳しく課し、改革を進めていく」とコメントしている。
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