Dusselforf-HerthaBSC(C)GettyImages

田中碧先発出場のデュッセルドルフ、ヘルタ・ベルリンとの開幕戦に勝利して白星スタート

2.ブンデスリーガの開幕戦が29日に行われ、デュッセルドルフとヘルタ・ベルリンが対戦した。

ホームで開幕戦を迎えたデュッセルドルフと降格組のヘルタ・ベルリンが激突した一戦。デュッセルドルフは田中碧とアぺルカンプ真大がスタメン出場となった中、内野貴史はベンチから出番を待つことになった。

試合は立ち上がりから拮抗した展開で推移する。互いにビルドアップのところで苦しみ、なかなか前にボールを運べない時間が続いたことで、シュートまで持ち込むシーンも少なかった。

スタメン出場した田中碧は、ビルドアップで上手く絡みながら前進を目指したが、仲間と合わない場面もあってチームをなかなか循環させることができず。前半に2度のシュートチャンスがやってきたが、どちらも枠内に飛ばず、スコアレスで後半へと折り返した。

後半、デュッセルドルフが前への推進力を持った攻撃をし始めると、51分に試合が動く。右サイドでのつなぎからクロスが入ると、中央で待っていたのはダニエル・ギンチェク。見事なヘディングシュートをゴール左に沈め、ホームチームが先制に成功した。

得点が動いたことで、そこから互いにゴールに迫る回数が増えていく。デュッセルドルフは69分に2枚の選手を交代。この交代でアペルカンプは左のワイドに位置し、田中は1.5列目のような立ち位置を取るように。また、85分からは途中出場で内野貴史も右サイドバックに入った。

終盤はシュート数も増えたが、最後のところで集中した守備を披露してどちらも得点には至らず。後半の早い時間帯に奪ったゴールを守り切ったデュッセルドルフが開幕戦を制している。

■試合結果

デュッセルドルフ 1-0 ヘルタ・ベルリン

■得点者

デュッセルドルフ:ダニエル・ギンチェク(51分)

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