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2度目の戴冠狙うチェルシーと初優勝&CL権が懸かるアーセナル。試合を決める「前線の守備貢献」

いよいよクライマックスに突入した2018-19シーズン。29日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝では、チェルシーとアーセナルが激突する。欧州カップ戦のファイナルを舞台に、“ビッグ・ロンドン・ダービー”が実現した格好だ。

チェルシーにとっては、優勝した2012-13シーズン以来2度目の決勝進出。当時はベンフィカを2-1で下し、初優勝を飾った。一方、初優勝を目指すアーセナルにとっては、1999-00シーズン以来2度目のファイナルに。当時はガラタサライと0-0、PK戦の末に敗れている。今季プレミアリーグで5位に甘んじたアーセナルにとっては、来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権も懸かった決定的な一戦(優勝すれば来季CL権獲得)となる。

勝ち上がりは両者とも簡単ではなかった。

チェルシーはグループリーグ5勝1分、準々決勝まで欧州5大リーグのクラブとの対戦はなかったが、準決勝で対戦したフランクフルトとは死闘を演じた。敵地でのファーストレグを1-1で引き分けて有利な状態でホームに帰ったが、セカンドレグでは先制するも後半に追いつかれ、猛攻を許す展開に。それでもD・ルイスのライン上クリアなどで失点を許さず、120分の熱戦を終えてPK戦へ。守護神ケパが2本ストップし、紙一重の差で決勝進出を決めた。

対するアーセナルも、厳しい戦いが続いた。決勝トーナメント1回戦ファーストレグでは、BATEボリソフにまさかの敗戦。セカンドレグで3-0と勝利して駒を進めたものの、ラウンド16ファーストレグではレンヌ相手に1-3と敗れ、またも初戦を落とすことに。それでもホームでは無類の強さを見せつけて3-0で勝利すると、準々決勝のナポリ、準決勝のバレンシア戦では苦しみながらも全勝し、ファイナルの舞台へたどり着いた。過去に大会三連覇を達成しているエメリ監督にとっては、参加した4大会連続の決勝戦となった。

■チェルシー予想スタメン

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メンバーを固定することを好むサッリ監督の下で戦ってきたチェルシーだが、ここへきて蓄積した疲労からかケガ人が続出。ロフタス=チークとハドソン=オドイがアキレス腱断裂の重傷を負い、リュディガーも左膝の負傷で長期離脱。さらにチームに欠かせぬ存在であるカンテも、決勝戦欠場の可能性が伝えられている。ロフタス=チークの負傷はプレミアリーグ終了後の親善試合で発生したため、本人にもサッリ監督にとってもやりきれない思いだろう。

『UEFA』は、普段通り4-3-3のフォーメーションで臨むと予想。GKはケパ、バックラインにはアスピリクエタやD・ルイスといった不動のメンバーが入るとし、中盤ではカンテがベンチスタートになる見込み。ジョルジーニョ、コバチッチ、バークリーの3枚に、ストライカーのポジションはイグアインではなく、ELの13試合で10ゴール3アシストと目覚ましい活躍を見せるジルーが務めると予想した。左ウイングには、もちろんエースのアザールが入る。

■アーセナル予想スタメン

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一方のアーセナルでは、長期離脱中のベジェリンやホールディング、ラムジーらが引き続き欠場。また、ムヒタリアンが政治的な問題で帯同できないなど、本人にとってもクラブにとっても大きなダメージとなった。一方、ウェルベックがケガから復帰し、メンバー入りを果たすとみられている。

エメリ監督の下で様々なシステムを試してきたアーセナルだが、ファイナルでは終盤に固まりつつある3-4-1-2システムを採用すると予想される。『UEFA』は、オーバメヤン&ラカゼットという強力2トップをエジルが支えるとし、ゴールマウスを守るのはこれが現役ラストマッチとなるチェフになるとしている。

■大一番のカギは?

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両者チームとも、前線には世界屈指のアタッカーがいる。良い状態で彼らにボールが入ってしまうと、止めることは難しいだろう。それ故、以下にボールの供給元を制限できるかがカギとなる。

チェルシーでビルドアップの中心になるのは、ジョルジーニョとD・ルイスだ。パスの種類が豊富でゲームメイク能力に長けたジョルジーニョをフリーにしてしまえば、確実にアザールにボールが入ってしまう。また、常に最前線を狙い、正確なロングパスで一発でチャンスを作れるD・ルイスにプレッシャーが間に合わなければ、アーセナルは一瞬で大ピンチを迎えてしまうことになる。システム上彼らと対峙することになるであろうオーバメヤン、エジルらは守備面でも重要なタスクを負うことになる。

一方アーセナルでは、ジャカが最後方からボールを受ける回数が多い。今季はプレミアリーグ29試合の出場だが、パス本数(2245)とタッチ数(2784)はチームトップ(プレミアリーグ全体でも10位)。エメリの下で成長を遂げてはいるが、判断やプレーのスピードが速いわけではないため、チェルシーは素早いプレッシャーで制限をかける必要がある。アーセナルは後ろから繋げない時には前線のラカゼットに長いボールを蹴り、オーバメヤンが裏へと飛び出すパターンも持っているため、CBの空中戦勝率もカギとなるだろう。また、この試合が現役ラストマッチとなる偉大な守護神チェフが、11年過ごした古巣相手にどのようなパフォーマンスを見せるかにも注目だ。

つまり、両チームとも攻撃的な選手がいかに守備で貢献できるかが試合の流れを左右することになる。裏を返せば、チェルシーではジョルジーニョとD・ルイス、アーセナルではジャカのパフォーマンスが完璧であれば、試合の主導権を握って有利に進めることができるだろう。

間もなくキックオフを迎える2018-19シーズンのEL決勝。両者のこれまでの公式戦対戦成績は、アーセナルから見て38勝30分33敗とほとんど互角だ。2003-04シーズン以来15年ぶりに欧州大会で相まみえるロンドン勢対決は、どのような結末を迎えるのだろうか。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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