ローマに所属する19歳のイタリア代表MFニコロ・ザニオーロの代理人クラウディオ・ヴィゴレッリ氏が、イタリア紙『メッサッジェーロ』のインタビューに応じ、幹部フランチェスコ・トッティ氏に不快感を示した。
19歳のザニオーロは昨夏インテルからローマに加入すると、前任のエウゼビオ・ディ・フランチェスコ指揮下で徐々に頭角を現し、レギュラーの座をつかんでブレイクを果たした。チャンピオンズリーグのポルト戦でドッピエッタ（1試合2得点）を記録し、世界を驚かせたローマの若き逸材は、その去就が注目されている。
ローマ幹部のトッティ氏はザニオーロについて言及するも、「すでに（2023年までの）契約がある。どれほどの期間の契約にサインしたいのか。10年間か？ 現在の契約で十分だろう。シーズン初めにやって来たばかりで、若手選手としての契約を結んでいる。それに交渉は両者が応じなければならない」と言葉を濁していた。
すると19歳MFの代理人は、契約更新交渉の先延ばしを示唆するトッティ氏の言葉に不快感を示している。
「トッティの言葉には驚かされた。ローマと最後に連絡を取ったのは、（前スポーツディレクターの）モンチがいたときだ。彼とは、現在とは違う状況で作成された契約を調整するために、シーズン終了後、面会することを約束していた。『両者が応じなければ』という点でトッティは正しい。我々はかなり前から、ローマ関係者から連絡が来るのを待っている」
なおザニオーロには、ユヴェントスやナポリのほか、ヨーロッパ各国のビッグクラブが熱視線を注いでいる。ローマMFの去就を巡る今後の動向は注目されるところだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の記事です
