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UEFAチャンピオンズリーグ

17試合でわずか1ゴール...スアレスはCLで目を覚ますことはできるのか

11:00 JST 2019/02/21
Luis Suarez Barcelona 2018-19
CLでは長いスランプのスアレス。バルセロナがCLを制するためには彼が一刻も早く復調することが不可欠だ。

■CLで絶不調に陥る

どんな言い方をするにせよ、ルイス・スアレスにとって良くない状況が続いていることは確かだ。

ヨーロッパ最高のストライカーの一人であることに疑いはない。彼の、ゴールに「噛み付く」力は誰もが認める。しかしその歯はすり減ってきているようだ。最近5試合で得点がなく、バルセロナの前線として満足できる出来ではない。さらに、欧州ではもっとひどくすら見える。

スアレスは今シーズンのチャンピオンズリーグはいまだ無得点で、直近17試合でわずか1ゴール。なんと2015年9月以来チャンピオンズリーグで敵地スタジアムのネットを揺らしていない。実に1000分以上の沈黙だ。その沈黙が24時間以上となったのが、19日に行われたベスト16ファーストレグ、リヨン戦でのことである。

■メッシからの信頼は…

たしかにスアレスは今シーズンのラ・リーガで15ゴールを挙げており、全く悪い訳ではない。しかし、彼は親友であり世界最高のプレーヤーであるリオネル・メッシと共にプレーすることで、パフォーマンスの低下が顕在化していないだけのようにも見える。実際、メッシはスアレスに数え切れないほどのチャンスメイクをしてきた。メッシからお膳立てをされたらむしろゴールを決めない方が難しいのだ。

にもかかわらず、スアレスはそのチャンスすらフイにし始めている。1-0で辛勝したバジャドリード戦、残り30分で交代として入ったスアレスはメッシからのビッグチャンスを4つも外してしまった。

もしかしたらメッシはそうした派手なミスを気にしたのかもしれない。リヨン戦の前半はフリーのスアレスを確認してもパスを出さなかった。結局スアレスにボールが渡ってもシュートはブロックされた。あまりにも多くの攻撃がスアレスのもとで停滞し、かつての姿は鳴りを潜め、ストライカーとしては“赤ん坊”のようですらあった。2015年、決勝のユヴェントス戦でゴールを挙げて優勝へと導いたことを全員が知っているが、今の彼はそれに遠く及ばない。

後半、スアレスはバルセロナ最大の決定機を2つも外してしまった。絶好の場所に来たボールを捉えたシュートは枠を捉えず。メッシのボレーが思わぬ形で、ゴール至近距離にポジショニングしていた自らのところへ流れてきたが、ヘディングシュートは大きくそれてしまった。

こうしたミスには大きな犠牲が伴ってもおかしくなかった。リヨンは虎視眈々とバルサを狙っていたのだ。マルタン・テリエは開始早々にクロスバーを叩き、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが手を伸ばして辛うじてクロスバーにそらすのがやっとだった。フェルランド・メンディが左サイドを突き、タンギ・エンドンベレは中盤で存在感を放った。元マンチェスター・シティーのDFジェイソン・デナイヤーはスアレスに仕事をさせなかった。プレミアを離れて久しいスアレスはベルギー人DFにフィジカルで圧倒された。

面白いことに、バルサで最も得点に迫っていたのはセルヒオ・ブスケッツだ。前半にはわずかに枠外の惜しいシュートがあり、終了間際にもGKアントニー・ロペスを強襲した。普段ゴール前であまり仕事をしないブスケッツはいつまでたってもゴールを決めない前線にうんざりしていたのかもしれない。

■スアレスは目を覚ますことはできるのか

バルセロナにとってアウェーでのスコアレスドローは最悪の結果ではない。カンプノウでのセカンドレグではゴールラッシュの可能性すらあるし、自信を持って臨むだろう。だがリヨンにとってカンプノウは引き分けても満足だ。再びスコアレスドローなら延長戦だし、アウェーゴールを一つでも奪えば、リヨンが勝ち抜けとなる。

順当にバルセロナが勝ち抜けたとしても、さらに歩を進めるためにはスアレスの復調が必要になる。さもないと昨季と同じことが繰り返されるだろう。

文=リク・シャルマ/Rik Sharma

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