板倉滉と冨安健洋が所属するアヤックスは28日、ジョルディ・クライフ氏とテクニカルディレクター(TD)就任で基本合意に達したと発表した。任期は2028年6月30日までとなる。
クラブは「正式な任命に至るプロセスは最終段階にあり、まだいくつかのステップを踏む必要がありますが、2026年2月初旬からの職務開始を目指しています」と今後の見通しも明かし、クライフ氏は臨時株主総会(EGM)を経て就任の運びとなる模様だ。
アヤックスは11月にヨン・ハイティンハ前監督を解任。オランダ『AD』によると、現TDのアレックス・クロース氏も辞任の意向を示したが、後任が決まるまで留任の運びとなっていたという。
クライフ氏はオランダのフットボール界でレジェンドとしれ語り継がれるヨハン・クライフ氏の息子で、現役時代にアヤックスのアカデミーに在籍。引退後はバルセロナのスポーツディレクター(SD)などを歴任している。
