ブライトンの清家貴子がサウサンプトン戦で2得点を挙げる活躍を残した。
19日に行われたウィメンズ・リーグカップのグループC第3節でブライトンはホームでサウサンプトンと対戦。ブライトンの角田楓佳が中盤で先発出場し、清家と南萌華はベンチスタートとなった。
試合はホームのブライトンが敵陣でプレーする時間が続き、相手ゴールに迫る場面もあるが、深く守った相手守備陣をなかなか崩せない。サウサンプトンもセットプレーからチャンスを作り出そうとするが、両チームともに得点なく、前半を終える。
後半もブライトンが多くの時間でボールを持つが、攻め手を欠く状況が続く。そんな中、63分に清家と南が投入され、試合の流れが変わる。68分に清家が裏に抜け出すと、味方につなぎ、最後はレイチェル・マクロークランのパスをゴール前で受けた日本女子代表FWが倒れ込みながら右足でゴール右隅に叩き込んでチームに先制点をもたらした。なお、この得点は清家にとって今シーズン2得点目となった。
その3分後、DFジョレリン・カラバリからのロングパスで裏に抜け出したフラン・カービーがゴールに流し込んで追加点。さらに後半アディショナルタイム、左サイドからの南のクロスを相手GKがはじくと、清家がそのこぼれ球を粘り強く押し込んで試合を決定付ける3点目をマークした。
清家が2得点の活躍を見せたブライトンは、3-0でサウサンプトンに快勝している。


