2020_01_01_Yamaguchi(C)J.LEAGUE

鹿島、FW山口一真ら若手3選手の期限付き移籍を発表「不甲斐なさを感じます」

鹿島アントラーズは3日、FW山口一真(23)が水戸ホーリーホック、DF小田逸稀(21)がFC町田ゼルビア、FW有馬幸太郎(19)が栃木SCに期限付き移籍することを発表した。期間はいずれも2020年2月1日から2021年1月31日まで。なお、3選手ともに2020シーズンは鹿島と対戦するすべての公式戦に出場できない。

FC東京の育成組織出身の山口は、山梨学院大付属高校、阪南大学を経て2018年に鹿島に加入。2019シーズンは明治安田生命J1リーグ17試合に出場し、1ゴールを決めていた。

山口は、クラブ公式サイトを通じて「鹿島アントラーズでプレーしたこの2年間、自分がどこまでチームの勝利に貢献できたのか、思い返してみても不甲斐なさを感じます。今年は水戸ホーリーホックで必ず活躍し、アントラーズのサポーターの方々に成長した姿を見せたいと思います。引き続き応援のほど、よろしくお願いします!」とコメントしている。

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また、サガン鳥栖U-15唐津から東福岡高等学校に進学した小田は、卒業後の2017シーズンに鹿島に加入。2019シーズンはJ1リーグ8試合1ゴールの成績を残している。

町田での武者修行が決まった小田は、「鹿島アントラーズの勝利、タイトル獲得に貢献するためには、まだまだ自分はプロサッカー選手としてすべてにおいてレベルアップする必要があり、今は違う環境でプレーすることがベストな選択だと信じています。2020シーズンが終わった時、この決断が間違っていなかったと証明するため、1分1秒を無駄にせず、全力で戦ってきます。必ず成長し、カシマスタジアムに帰ってきます」と成長を誓った。

一方、ジュニア年代から鹿島の育成組織でプレーしている有馬は、昨年からトップチームに昇格。天皇杯2試合に出場し、プロ初得点も決めた。なお、有馬は育成型での期限付き移籍となる。

栃木加入に際して、有馬は「2020シーズンは、栃木SCでプレーすることを決断しました。カテゴリーは変わりますが、違う環境で経験を積み、成長することが今の自分に必要だと思います。必ずレベルアップし、またアントラーズに戻って来られるよう頑張ります!」と意気込んだ。

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