鹿島アントラーズは9日、DF安西幸輝（24）のポルティモネンセSC（ポルトガル）への完全移籍についてクラブ間合意に達したことを発表した。なお、現地でのメディカルチェック後、正式契約が結ばれる予定となっている。
東京ヴェルディの下部組織で育ちトップチームでも4年間プレーした安西は、2018年に鹿島に移籍。今シーズンはここまで明治安田生命J1リーグ15試合に出場し、ディフェンダーながら3ゴールを決めている。また、今年3月には日本代表にも初召集されていた。
ポルティモネンセを新たな活躍の場に選んだ安西はまず、「シーズンの途中にチームを離れることになり、申し訳ありません」と鹿島に謝罪し、決断の理由を「今年で24歳になり、年齢的にも海外への挑戦はラストチャンス」だと思ったためだと明かす。
そして「1年半前はJ2でプレーしていた自分がACL制覇、クラブワールドカップ、日本代表と経験し、ここまでこれたのは鹿島アントラーズというクラブのおかげです」と感謝を伝え、「海外へ出て行くからには必ず活躍し、日本を代表するサイドバックになって皆さんに成長した姿を見せたいと思います！1年半ありがとうございました！！」と飛躍を誓った。
なお、ポルティモネンセには過去には日本代表MF中島翔哉が在籍しており、現在もGK権田修一が所属している。中島は新シーズンからポルトに移っており、かつて東京Vで切磋琢磨していた2人がポルトガルの地でマッチアップする光景が見られるかもしれない。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
