サガン鳥栖は24日、MF島屋八徳（30）が徳島ヴォルティスに期限付き移籍することを発表した。期間は2019年7月24日から2020年1月31日まで。なお、契約により島屋は鳥栖と対戦する全ての公式戦に出場できない。
福岡県出身の島屋は、2018年に副キャプテンを務めていた徳島から鳥栖に完全移籍。しかし、初年度の出場が明治安田生命J1リーグ1試合のみに終わると、今シーズンもリーグ戦では1試合のみと苦しい時期が続いていた。
徳島に復帰することになった島屋は「サガン鳥栖加入から約1年間、多くのことを経験し、人としてもサッカー選手としても成長させてもらえました。プレーでチームに貢献できず、悔しい日々が続きましたが、いつかこの経験が活きてくると信じて、これからも努力していこうと思います」と、ベンチを温める日々が続いたことの悔しさを吐露しつつも前を向く。
そして、「ホームスタジアムでの圧倒的な応援、サポーターの創り出す空気、J1リーグの華やかさ、そして地方の決して大きくないクラブでも都市部のビッグクラブと渡り合えると教えてくれたこのクラブにとても感謝しています。1年間ありがとうございました」と感謝を告げた。
また、徳島に向けては「昨シーズンの大事な時期に移籍を決断し、様々な感情を抱いているであろうサポーターの皆さんに本当に感謝しています。まずはプレーで、結果で、チームへの貢献で、この感謝の気持ちを表現していこうと思います」と意気込みをコメントしている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
