スペイン1部のレアル・サラゴサに所属する日本代表MF香川真司が7日、自身のオフィシャル『LINE BLOG』を更新。緊急事態宣言が発令された日本へ、あらためて注意を呼びかけた。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、安倍晋三首相は7日、1都6府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)に緊急事態宣言を発令。これにより、臨時医療施設を開くための土地・建物の同意なしの使用や、医薬品・食品などの売渡しの強制使用ができるようになった。一方で、感染拡大を防止するための国民への外出の自粛要請については、罰則などの法的拘束力を伴わないため、依然として不要不急の外出を行う人々が絶えない状況となっている。
香川も緊急事態宣言発令のニュースを見ていたようで、「ヨーロッパのような都市封鎖は行わないとのことなのかな?」と疑問を抱いたという。そのうえで、日本の措置はあくまでも「限定的な緊急事態宣言、という印象を受けました」と率直に綴った。
香川が現在拠点とするスペインでは、「基本的に外出は禁止」となっており、違反すれば罰金も取られる可能性がある。「食料品や衣料品の購入時も外出が許されるのは基本的には一人のみ」に限定されるなど、感染拡大防止を徹底している。
一方で日本には強制力がない。「日本でそのような規制がないのであれば、これはもう一人一人の行動にかかっていますね。不要不急の外出をさけることを、まずは徹底するしかない」と香川は危機感を表す。
「スペインは日本の3週間先を歩んでいるという感覚があります。こちらでは3週間と少し前に外出禁止令が出て、そこからも感染者数は増え続けました。今ピークに達したのではと言われていますが、まだまだ気は抜けない状況です」
そのうえで「日本はまだ方向性を示せていない印象があります」とし、「だからこそ、サッカー界やスポーツ界、影響力のある芸能人の方々が呼びかけないといけない。欧州ではサッカー選手やバスケットボール選手、アーティストが一緒になって呼びかけていますが、そんな一体感を日本でも感じられると必ずいい方向へ向かうはず」と呼びかけた。
最後に「皆さんにお願いです。他人事だと思わない。海外の状況を自分に置き換えて、日本を、そして自分を守ってほしい。気づいてからでは遅いんです。日本人の良い所は支えあう力を持っている。皆で円陣を組んで支えあって、全員で乗り越えていきましょう」と強い言葉で締めくくっている。
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