韓国紙『スポーツソウル』が、コンテンツの提供に関してKリーグもJリーグの方式を見習うべきではないかと主張している。
新型コロナウイルスの影響で中断を強いられている世界各国のリーグ。Kリーグは開幕延期となり、Jリーグも第1節が消化されて中断となった。
『スポーツソウル』のイ・ヨンス記者は、「新型コロナウイルスの検査などについて日本の姿勢は消極的であり韓国の10分の1と指摘される」一方、「中断中のJリーグのプロモーション活動についてはポジティブ」であると評価。サッカー業界の縮小阻止のために講じている策に注目している。
Jリーグでは、『DAZN』を通じて鹿島アントラーズvs北海道コンサドーレ札幌、清水エスパルスvsジュビロ磐田、名古屋グランパスvs横浜FCの練習試合をこれまでにLIVE配信。さらに、リーグの会議や選手への質問、インタビューについてもオンライン上での「ビデオインタビューブーム」が起きている。
イ・ヨンス記者はこれらの措置が「発想の転換」であると指摘。Kリーグでも水原三星と済州ユナイテッドFCの紅白戦がこれまでにオンライン配信されているが、取材環境はウェブ取材のみだという。
最後に、同記者は「Kリーグやクラブは様々なコンテンツを制作しているが、サッカーファンに良いコンテンツを提供するために、Jリーグのように発想を転換する時がきた」と主張している。
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