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韓国紙、日本の検査体制を「消極的」と批判…田嶋会長が陽性でも「東京五輪を強行しようとしている」

日本サッカー協会(JFA)のトップである田嶋幸三会長が、新型コロナウイルスの検査で陽性だったことを受けて、韓国メディアは「日本サッカー界に感染拡大の可能性がある」と警鐘を鳴らしている。

JFAは17日に田嶋会長が陽性であったことを発表。日本オリンピック委員会(JOC)副会長も務める同氏の感染は、世界各国でも驚きをもって伝えられた。田嶋会長は17日に「現在の体調は、多少熱があり、検査したところ肺炎の症状もあるそうですが、元気です。今後は文京区保健所、医師の指示に従い治療に専念していきます」と現状を報告していたが、同日に予定されていた記者会見はキャンセルとなり、JFAハウスを封鎖する事態となった。

韓国紙『スポーツソウル』は、「ヨーロッパや北米などに出張していた田嶋会長の感染によって、日本スポーツ界の防疫に穴が開いた」と報道。結局のところ、恐れていた関係者の感染が起きた」と厳しい論調で伝えている。

また、同紙は「日本政府はいま、新型コロナウイルスが世界的に感染拡大しているにもかかわらず、東京五輪を強行しようとしている。日本は新型コロナウイルスの検査件数が韓国に比べて著しく低く、消極的な防疫態度だ」と批判。「日本サッカー界全体への感染拡大を懸念するしかない状況だ」と続けた。

田嶋会長は8日に海外出張から戻り、JFAハウス内の執務室に数日間通勤していたため、「関係者の感染リスクは残っている」と同紙。「スタッフのほとんどが在宅勤務をしているが、JFAとJリーグが同居している。動線が同じビルの特性上、田嶋会長をきっかけとした別の感染者が出てしまう可能性は排除できない」とした。

IOCのトーマス・バッハ会長は17日に東京五輪を予定通り開催することを強調していたが、同紙は「田嶋会長のコロナ感染はいわゆる“田嶋ショック”だ。これが広がった場合は、IOCも日本政府もその立場を保つことは難しいのでは」と付け加えている。

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