開幕目前のKリーグに悲劇…U-23韓国代表メンバーら乗車車両がトラックと衝突し大破

【アジア・海外サッカーニュース】尚州尚武FC（Kリーグ）の選手たちを乗せた車がトラックと衝突。U-23韓国代表選手ら搭乗5選手に重傷者はいないようだが、精神的なショックも心配される。

尚州尚武FCの選手たちを乗せたワゴン車が、信号違反をした1tトラックと衝突するショッキングな事故が起きた。韓国紙『スポーツソウル』が報じている。

世界中のサッカーリーグが停止するなかで、5月8日から再開することを発表したKリーグ。韓国は流行初期に特に新型コロナウイルスの脅威に苦しんだものの、現在では大規模なスポーツイベントを開催できるまでに回復しており、サッカーリーグの開幕は明るいニュースとなった。

しかし、現地時間4月29日10時ごろ、尚州尚武の選手たちが新型コロナ検査を受けに診療所に向かうために乗っていた車が、信号違反をした1tトラックと衝突。さらに、選手を乗せた車はガードレールにもぶつかる二次被害を受けたとのこと。関係者は「クラブへの被害は深刻だ」と語っている。

乗車していたのは、今年1月のAFC U-23選手権で活躍して優勝に貢献したU-23韓国代表メンバーのオ・セフン、チョン・セジン、キム・ボソプらを含む5名。なお、選手たちは重傷でないことが確認されているが病院で精密検査を受けており、運転していたスタッフは顔面骨折のケガを負ったようだ。

今回の被害に関して、関係者は「選手たちは大丈夫だと言っているが、検査結果を見るべきだ。外傷はないが、精神的な衝撃も小さいとは思えないので様子を見なければならない」と語っていることが報じられている。