フランクフルトに所属する元日本代表MFの長谷部誠は、同僚の日本代表FW鎌田大地の成長ぶりに驚いているようだ。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』のインタビューで、サガン鳥栖から加入したころとの後輩の印象の違いなどについて語った。
昨シーズンはベルギーのシント=トロイデンに送り出されていた鎌田は、夏にフランクフルトに復帰すると、すぐさまアディ・ヒュッター監督の信頼を勝ち取り、今シーズンはここまで公式戦16試合とチーム最多の試合出場を記録。そんな後輩について、今季もリベロとしてチームを支える長谷部も、「とても上手くやっていますね。フィニッシュを除けばですが(笑)」と冗談を交えつつ称賛した。
「彼はベルギーでゴールをたくさん決めましたけど、こっちの方がGKが優れていますからね。それに運が悪かったことも何度かありましたね。でも彼に関しては、気長に見守るべきだと思います。復帰後は本当に別のプレーヤーになりました。前より自信をつけたし、そう感じ取れます」
「正直、彼の成長には僕も驚きました。2年前、彼がここにやって来たとき、上手くいくのか疑問に思う部分もありましたので。フィジカルもあまり強くなく、デュエルは避けていたし、なんとなく控え目な感じだったし、スピードも足りませんでした。今は、さっきも言ったように、別のプレーヤーになりましたね」
後輩のフランクフルトでの生活について問われた長谷部は「いつも僕に『フランクフルトは素晴らしい街』と話していますよ。居心地良いようです。奥さんと子供と一緒に暮らしていますし」と返答。「いつも笑って、すごく変わりました。前よりずっとオープンになりましたね。ドイツ語も話そうと頑張っていますよ」と明かすと、「よく彼と食事しに出掛けたり、彼と彼の家族をうちに招待していますよ」と家族同士でも交流があると語っている。
一方で、10月の代表ウィークでは約7カ月ぶりに招集され、試合や移動による疲労が懸念される鎌田だが、長年日本代表のキャプテンも務めていたベテランは「僕もそれを十分なほど経験しましたし、長旅や試合、時差ボケなどはもちろん簡単ではないと思います。身体や精神への負担はありますので」と認めつつ、次のようにも話している。
「ただ、一つ言いたいことがあります。僕は若いころ、20代前半のころ、そういうのは全然平気でした。機内で12~13時間寝ていましたので、一度も時差ボケになったことはありませんでした(笑)。年を取っていくにつれて、30歳前後には感じ始めましたけどね。でもダイチにはこれについて何も言わせません。そういうのは言い訳にもならないので」
『シュポルト・ビルト』のインタビューで以前、「僕は11~12時間の睡眠が必要なんです」と告白していた鎌田だが、20代前半の長谷部のように移動中は睡眠を取れたのだろうか。いずれにしても、過去にはシーズン中の代表戦への長距離移動を度々経験した先輩の前では疲れたことを口に出すことはできないかもしれない。
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